浮沈水中花(2)


 昨日の続き・・・予想とは違いました。
用事が終わって店に来た時は、もう冷房が効いていて水中花は沈んでいました。夜中に浮き上がっていたかどうか不明。でも、少し観察して再確認してみることにします。

  • 以前細かい気泡が付いていたのはPETボトルなどの密封容器でした。今回はグラスに入れたので、いわゆる「気が抜けた」状態なのかもしれません。
  • レジ袋(ポリエチレン)は比重が小さい(軽い)。だから花弁が浮き上がろうとするので萎れない。でも、折れや押しつけられた流れなどのちょっとしたことで少し下向きの花弁も見られ、微妙な比重だろうということが想像できます。
 レジ袋はリサイクル識別表示マークSPIコード△2なのですが、△4という種類のポリエチレンもあります。
高密度ポリエチレン△2マーク (HDPE, High Density Polyethylene) 
 カサっとした感触 比重 0.92 - 0.96、荷重たわみ温度 130 ℃ 以下。
低密度ポリエチレン△4マーク (LDPE, Low Density Polyethylene)
 ツルっとした感触 比重 0.91 - 0.92、荷重たわみ温度 100 ℃ 以下。

 また茎のストローはポリプロピレンで、汎用樹脂の中で最も比重小さく0.9です。ステンレスのタッピングビスのおもりが無ければ立たないでしょうね。

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