Percentage of plastic products in crude oil
原油の中のプラスチック製品の割合
【タイトルのアンケートと回答】
商学部の大学生に対して毎年1回講座でアンケート調査をされている
プラスチックの専門家にお願いして戴いた資料です。
「30%を使用している」という回答が学生の平均でしたが、
実際の量は原油全体のたった3%だそうです。
図でも判るように、大半はガソリン・灯油などの燃料に使われています。
理学部ではなく商学部の学生なので
一般の人に近いプラスチックに対する意識ではないかと感じます。
そのたった3%の石油化学製品とはどんなものがあるのでしょう?
生活の中には、水や空気のように
プラスチックと意識せずに使っているものも多くありますね。
http://www.jpca.or.jp/poster/index_1.htm
http://www.jpca.or.jp/poster/index_6.htm
それもその筈、
例えば、ペットボトルが飲料用に使用することが認められたのは1982年で、
このアンケートの大学生達が生まれた年は1992年前後です。
ペットボトル飲料が当たり前の環境にあったのですから。
多くの石油製品の中でも存在を身近に感じるペットボトルやポリ袋やストローが
プラスチックの代表的なイメージとなっているのでしょう。
ちょうど今日、
世界中のスターバックスで2020年までに
プラスチック製ストローを廃止するというニュースがありました。
https://www.asahi.com/articles/ASL7B2DJLL7BUHBI009.html
私は飲み終わったストローを持ち帰ってストローバッタを作っていました。
ちょっと残念ですが、これまでにないストローの可能性が興味津々。