TOO PRETTY TO THROW AWAY: JAPAN Food package
ステキな日本のパッケージ in オランダ

http://www.sieboldhuis.org/en/tentoonstellingen/komend/overzicht

 オランダのシーボルトハウスで日本のパッケージ展があるそうです。
スクリーンショットにはお弁当のおパッケージが並んでいます。


 私は、卵のパッケージで造花を始めたのがプラスチックの造形作家になるきっかけですが、
考えてみると、親戚にパッケージング会社をしている叔父さんがいたり、
祖父が自社製品のパッケージのデザインをしていたのも見ていたり、無意識に気になっていたのでしょう。
戴いたお菓子の箱などが捨てられなくて困ってしまいます。
でも、そのお蔭でPETフラワーが誕生したのですから、良かったのかもしれません。

 オランダは、最古の三色旗(国旗)を持つ歴史の古い国ですが、
鎖国中も長崎を通じて、その文化が日本に齎されていました。
私の作品では、浮沈子はオランダの海事技術が元で日本に伝わったのはないかと想像します。

日本もまた独特な感性があって、お弁当で思い浮かぶのが光琳笹です。
豪華な蒔絵の重箱に対して、庶民の竹の皮。
ところが、光琳の竹の皮には開くと金箔が施してありました。
見えないところに凝る―例えば羽織裏などもそうですが、粋なお洒落だと思います。

そういえば、猫のドライフードを崩すと猫(型)が出て来ました。

Facebookに投稿したもの
 こんな仕掛けがあるのが妙に好きです。
住吉大社の筒守もパッケージに凝りました。
機会があったら見てください。


Compitum 光琳笹について
日本博物館 シーボルトハウス 展示紹介

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