Plastic products are made with only 3% of the total amount of oil
プラスチック製品は石油総量の僅か3%を使用


 昨日、神戸大学の経済学部を中心としたごみじゃぱん(NPO)の学生さんとの研究交流(報告会)で日本ポリエチレン製品工業連合会顧問の戸上さんにプラレンジャーと一緒に同行させて戴き六甲キャンパスを訪れました。

「東西比較実験〜明治大学*神戸大学〜」で、環境を意識した商品ラベルを複数取り上げ、
まだ結果についての分析は途中段階なので、私がここで触れることではありませんが、
選択の傾向や環境意識が異なるかという視点でアンケートが実施された集計報告を拝見しました。

 戸上さんから学生さん達にこんな質問がありました。
「プラスチックとして使われる石油の量は総量の何パーセントだと思いますか?」

「70%」「半分くらい「30%」「10%」・・・と声が上がりました。

プラスチックは生活のあらゆる場面で活用されていて、プラスチックの無い生活は考えられません。
そう考えて行くと、かなり高い割合ではないかと思えます。

しかし現実は、大半は燃料として使用され、
プラスチック製品として使われるのはたったの3% というのが、その答えです。

その僅かな中の更に少ない割合のレジ袋削減に躍起になるより、
燃料として出来るだけ効率よく活用する方法に知恵を絞った方がいいのにとつくづく思います。

海洋への不法投棄で生物に被害が出ているセンセーショナルなイメージが浮かぶ人は少なくないと想像しますが、
そんなイメージで注意喚起をしたり、
法律を作って規制されないと不法投棄が収まらないことを恥ずべきだと思いました。

もう少しプラスチックのことをよく知りたいですね。

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