Reason I enthusiastically support plastic
私がプラスチックを応援する理由

 私がプラスチックを応援する理由は、自分が作品の素材に使っていることの他にもう一つあります。

 それは、科学教育のボランティア活動をしたことがプラスチックアートの伏線になっていることが挙げられます。

 娘が小学5-6年生の時に伝染性単核細胞症に罹り、その闘病中にインターネットを通して巡り合った
IT教育と科学教育の先生方のお蔭で、周囲の病気への無理解や、教師からのいじめに対処することが出来たからです。

 IT教育では、特別に遠隔地の私たち親子の学校見学を受け入れて、ホームページの作り方を教えて戴いたり、
100校プロジェクトの研究発表会に参加させて戴き、先生方に交じってたった一人参加した娘にも修了証を下さいました。

 また、科学教育では、同じ教師という立場を越えて、親身になってメーリングリストでアドバイスを下さったり、
イベントでのオフラインの機会に励まして戴いたりして無事に学校生活を終えることが出来ました。
 娘も補助として、中学生時代からの科学教育のボランティア活動は、本当に貴重な体験だったと思います。

 その時から、「科学的なものの見方は偏見を無くす」と信じているのです。
プラスチックは現代では水や空気のように生活に欠かせない存在であるのに、
海洋投棄で傷ついた動物のセンセーショナルなイメージで悪者にされたりしています。
投棄して、その原因を作ったのは人間であるのに...。

 この理不尽な思いは、病気への無理解でいじめられた時と同じように感じるのです。

 捕鯨やイルカ漁も同じ。
動物の命の重さを差別して、特定の種だけに対して批判することにも同じように理不尽さを拭えません。

 私は自分のアートを通して、多くの人に新たな感覚でプラスチックに親しんでもらえれば、

プラスチックは、もっと改善する・出来るところがある―もっと進歩出来る筈だと思っています。
既成のイメージを外して、皆の知恵で環境に良い利用が広がるように願っているからなのです。
 特定のものをやり玉に挙げるのではなく、もっと広い視野で人間の知恵を出し合う世界になりますように!


http://kitchenplasticarts.blogspot.jp/2010/04/orca.html


 

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