Rain Flower
雨の花

 春が来たように暖かい日が続きましたが、今朝は雨でした。
来月、2月19日は、二十四節季の「雨水」です。
立春も過ぎ、そろそろ雪も雨に変わり始める季節です。
日本では、急に降り出した雨の街路に「傘の花が咲く」という表現をします。

 そんな傘などに最近使われているポリエステルの生地と卵パックを組み合わせて、
軽くて立体感があって、水に濡れても形が崩れない花:コサージュを作りました。

 クラフトのワークショップをするのに、施設によって火などが使えないところが多くあります。
例えば、ロケットダイバーは、百貨店の夏休みのワークショップで火が使えなかったことから、
使わずに作る方法を考えあぐねた末誕生したものでした。

 様々な制約は、時として良いアイディアを生んでくれるものです。
これは、火は使うのですが、いつも彩色に使うスプレーペイントは引火性なので、手順を完全に分ける必要があります。
時間や場所の制約を変えることは難しいので、彩色のパートを化繊に置き換えて出来るように考えました。
生地とプラスチックは異質なものではなく、化繊はプラスチックを繊維にしたものということを実感します。
愛用の傘が壊れてしまってた時は、綺麗な部分を素材として取っておくといいですね。

 また、粗品などに貰ってしまい込んでいるサック付きの傘があったら、
思い切ってサックはコサージュに作り変えて、新しい傘とお揃いでお洒落をすると雨の外出も楽しくなります。
それも面倒なら、ヘアゴムを傘袋に通して輪にするだけでシュシュになります(笑)



http://koyomigyouji.com/24-usui.htm

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