StrawartS is not ecology!
ストローアートはエコではありません!

エコ・キャンペーン年代は卒業!
 日本の容器包装リサイクル法」2000年に完全施行となりました。
それから10年経ち今年は新たな年代を迎えなければいけないと考えていました。でも東日本大震災が起きて、残り半月ほどで、それどころではない1年が過ぎようとしています。
 先日ご紹介した日本のペットボトルの回収率が世界の中でも飛び抜けて高いのは、日本のリサイクル技術を示すとともに、リサイクルの情報がエコバッグやエコキャップ運動などと関連付けられたキャンペーンが功を奏したのではないかと思います。それはエコの習慣づけには役立ったと思いますが、次の10年は惰性ではなく、本当のエコを考えて行かなければいけません。


 ストローアートも、日本に紹介して約10年経ちましたが、エコブームとタイミングが合って、メディアなどで、よく「エコアート」として紹介されて来ました。でも、やはり同じように、もうそろそろエコではないという疑問を持たなくてはいけません。
飲んだ後のストローを洗って消毒してクラフト素材として再利用する。CO2をどれだけ減らすことが出来たのでしょうか?
エコという言い訳をしなくても、物を大切にする気持ち創意工夫を育むとても素敵なアートです。


This is the "material loving-art".

 そもそも、地球上の物質は何かの形で皆再生が繰り返されています。ストローも紙や石や布や植物などと変わりない一つの素材なのです。取り立てて「再生」と強調するのは、きっと物珍しさと、エコを実践したという錯覚の自己満足と流行だからなのでしょう。
折り紙が正方形の紙を素材にしているのと同じように、プラスチックの細長い筒の形を素材にしていることこそ、本当のストローアートの特徴であるのに・・・と思います。
 アートというものは本来、自分の目で見て心で感じるものだと思います。
 


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