韓国伝統文化免費体験
一人旅の出国手続き後の時間を有効に使いたかったから、日本を出る前に復りの仁川空港での搭乗前に韓国文化の無料体験をしようと決めていました。それがこのイベントで、朝7時から参加することが出来ます。
カウンターでチケットを見せると「大丈夫間に合いますね。どうぞ・・・」と席に案内され、糸巻きに伝統の彩色を施し持ち帰れるのです。ブロンドの若い女性や神戸の女性なども体験されていました。
チマチョゴリのスタッフの女性が「黄色から塗ってください」と声を掛け、絵具を継ぎ足して回ってくれます。ちょうど今韓国ドラマの「風の絵師」にはまっているので、木の板に彩色しながら丹青所へ行かされたユンボクの兄のことを思い浮かべました。
この色合いは観光で訪ねた寺社の装飾で見た独特の配色です。日本では日光東照宮の色鮮やかさが似ていると思います。
ただ塗り絵をするだけなのですが、久し振りに決められた形・決められた色で自分の創造部分が無いからか、いつもとは違う時が流れて行くような気がしました。私にとっては貴重な時間だったかもしれません。 たった一つ残念だったことは、筆先が曲がっていて隅を塗るのに苦労したことです。図画署では空いた時間に筆を手入れして吊るして保管している場面が何度も登場します。それだけ筆(穂先)は精密な絵の出来も左右する大切なものだと、自分が実際に塗ってみて実感できました。このイベントコーナーでも筆を吊るすように工夫されればいいのではないかと感じました。
ただ塗り絵をするだけなのですが、久し振りに決められた形・決められた色で自分の創造部分が無いからか、いつもとは違う時が流れて行くような気がしました。私にとっては貴重な時間だったかもしれません。 たった一つ残念だったことは、筆先が曲がっていて隅を塗るのに苦労したことです。図画署では空いた時間に筆を手入れして吊るして保管している場面が何度も登場します。それだけ筆(穂先)は精密な絵の出来も左右する大切なものだと、自分が実際に塗ってみて実感できました。このイベントコーナーでも筆を吊るすように工夫されればいいのではないかと感じました。