Jack ジジ 1996年
初代のジジは30年ほど前から9年間飼っていた猫で、体が不自由だったこともあり大変手が掛かりました。その猫が死んだ時は「二度と猫は飼いたくない」と思ったので、その後数年、可愛い猫を見ても抱いたりすることが出来ませんでした。でもとうとう娘のためにまた猫を飼うことになったのです。名前を、6月2日に来たので「ムーニー」にしようと提案したのですが、娘に却下されて二代目のジジになりました。偶然ですが、大好きな宮崎アニメの「魔女の宅急便 Kiki's Delivery Service」(1989年)以前に猫にジジという名前を付けていたのです。ただ、私はトラ猫(tabby cat)が格別好きで、黒猫ではありませんが。
最近、そのジジの年が気になり始めました。ペットも長寿になったようで、「11歳以上」とか「13歳以上」というものまで、ペットフードのCMが流れているので、よけい気に掛るのかもしれません。高い所に上がらなくなったり、肉球や顎にシミが目立つようになりました。猫は人間の5倍の速度で年をとるのです。Jackのことを思い出しました。
インターネットも同じように年をとるように思いました。振り返るとその間さまざまな体験をしてきました。しかし、最近それが急加速しているようにも感じられます。