麦わら編みの馬をストローで再現

 ある方に戴いたお葉書に「私達の世代はストローよりも麦わらの方が懐かしく想い出されます」と書かれていました。そこで、麦わらで昔から編まれているらしいをストローで作ってみました。その方と同じ年代のある先生に、ストローアートを始めたころ「こんなのあるよ」と写真で見せて戴いたものです。その当時は見るだけに止まりましたが、急に作ってみたくなりました。作ってみると何もしなくても脚が自然に開いて立つようになっていることがわかりました。素朴でかわいいと思いませんか?
 材料入手はものづくりに欠かせない要素だと、これまで何度も感じさせられましたが、日本の編む方の麦わら細工は途絶えてしまったものもあるようです。これに限らず途絶えた伝統の良さに気付き、手法を再現する取り組みが色々あると思いますが、温故知新と言うように、いつの時代もその繰り返しで進歩しているのかもしれません。
 せめて私は、昔は麦で作ったということや、歴史的な背景などを聞かせてやれる大人でいられたらいいなと思います。


参考サイト
「鷹の目ROKKOR をデジタル1眼EOSで使う」

追記
 荷造りテープで作った馬の画像をアップしてくださいました。
 http://8905.teacup.com/itckids/bbs

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