制約の中の美 着物…折り紙・ストローアート
下の写真は髪飾りに使ったチョーカーで、PETの卵パックで作ったものです。
行く時は美容院の時間が押して写真を撮らせて貰えず慌ただしく出掛けて行ったので、披露宴が終わって帰って来た時の写真です。帯上げと帯締めが少しずれていますが襟は着崩れずに無事でした。とにかく暑いので補正も出来るだけ少なく着付けました。
髪を外国人のような色に染めているので、台湾ではみんなに「ハーフ?」と訊かれました。だからどんな着物を選ぶのだろうと思っていたのですが、舞妓さんの時のような青緑と伊達襟のような萌黄と若草の中間のような色と、この辻が花の3枚の着物から本人が選びました。成人式の時の刺繍襟もぴったりでしたし、帯締めや帯上げも若竹色のアクセントが挿し色になっていて素敵でした。
帯は4m以上あるのですが、全通といって六通のように見えないところの柄を省略せずに全体に同じ柄があるものだったので、久し振りに帯に触る私には助かりました。「末広結び」という扇をアクセントにした帯結びにしました。決まった長さの中で様々な創作帯を結ぶのは、これもまた折り紙やストローアートと共通して工夫や技術が生まれると感じました。