ストローザウルス ネオ ２

　「ストローザウルス ネオ」を作るきっかけになった知り合いのディレクター北川大さんとの出会いは、今から９年前、娘が中学２年生の時参加した大阪市立科学館で開催された科学技術振興事業団（ＪＳＴ：現科学技術振興機構）のロボット競技会のことでした。

　今後のロボット競技会のテスト的な意味合いの競技会で取材ビデオを収録されていました。娘がそのビデオに映っていたことから、その後に北川さんが制作されるサイエンスチャンネルの高校生のための科学番組のナビ役に抜擢していただきました。「＠mic GO! GO! ～原子と原子核　基礎講座～ 」というタイトルです。関西弁の女子高生と原子物理学というこれまでにない取り合わせで、いつも視聴ランキングの上位にあった人気番組でした。

　そして、私とは直接ご一緒する機会があるとは思わなかったのですが、娘が出演した番組は好評で３３話約１年半に渡って続く中、ちょうど私がストローアートに熱中して進化中だったのを娘を通じてご存じだったこともあって、今回のお話へとつながったというわけです。