Jul 28, 2009

PETボトルのキャップ


 最近「エコキャップ運動」というのを時々耳にしたり見かけたりします。
キレイに洗って回収場所に持って行き、それを纏めて梱包したりしてトラックで運んで集めているのでしょう?環境にいいことをしているようで、普通にゴミに出すよりCO2を多く出しているように思いますが・・・どうなんでしょう? 
私は韓国でリサイクル・クラフトの講習会をさせて戴いた時に、
「日本のティッシュは小さいでしょう?!コンパクトな方がトラックにたくさん積むことが出来ます。例えば3回で運ぶ量を2回で運んだら、その分燃料の石油の消費も減るし、CO2も出さなくて済みます・・・」と、よくティッシュケースの大きさを例に挙げてお話していました。
WHOがポリオ根絶プログラムに巨額の投資をして99%達成していると聞くのに。日本政府も多額のODAを拠出しているそうですよ。
なんだかファッションでエコしているように思えるのですが・・・そんなことを考えてみたことはありませんか?


 人間の営みには無駄は付きものです。物質的にだけ考えたらアートはその最たるものかもしれません。子どもの工作も少し経つとゴミになって行くのかもしれません。でもそれは心を豊かにしたりするための必要な無駄だと思います。そしてただの無駄ではありません。子どもは工作から体験的に知識を得ています。
 私のプラスチック・デイリーアート(キッチンアート)も、よくリサイクルアートにカテゴライズされます。でも、それは偶々素材に前歴があるだけだと思っています。出来る限り実用的な価値のあるものを創って長生きする作品を作りたいと思っています。そのためには試行錯誤は欠かせませんし、その事を通して体験的に物性を知ることが、また素材の個性を引き出すことでもあると感じます。子どもと同じように私にとっては知識を得る機会でもあるのです。
 先日、ブログにも書いたボトルキャップのピルケースは英語記事でも紹介されて数日で4万人近くの人に読んでいただけました。これは、子どもの工作というよりは、大人に作って戴きながら、キャップのことをすこしゆっくりと眺めながらリサイクルのことを考えて戴けたらと思います。

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