Monodukuri
ものづくり

 ものづくりMonodukuriは英語のManufacturing (製造業)とは少し異なるニュアンスがあります。
ものに命を吹き込む精神性や一子相伝のような代々受け継がれる技のように独特な響きが・・・。
「ものづくり」は、漢語や外来語ではなく日本出自の大和言葉なのだそうで、そう感じるのかもしれません。
90年代より製造業で盛んに使われ始めたのを見て来ました。
 ちょうどその年代はインターネットを通して学校教育とは別にした科学教育普及活動の草創期でした。
楽しい実験工作教室がブームになりつつある時期だったので、ものづくりという言葉はそこでもよく使われるようになりました。

おもしろ実験・ものづくり事典
http://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/79701/

 東京から大阪に戻ってきて、大正区に住んで初めて知った指ハブ。
それを、どこにでもある材料で作る方法がこの本の最初に載っています。(1-1)

 もう一つは、毎年夏休みの時期に参照が多い「アイデア浮沈子」です。(1-3)



 この指ハブが元で、後にストローアートを作るようになってこれが生まれました。














 西洋からの、マニュアル化された画一的な技術で生産するシステムの近代工業化の波にも
日本のものづくり精神は活かされ、多くの世界に誇れる製品を生み出すことが出来たのだと思います。
 もういちど、日本独自の「ものづくり」を見直してみませんか。

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