-Toso- Sacred sake flavor of New Year
お屠蘇


 お屠蘇を買い忘れて大晦日に慌てた年もありました。
昨日薬局で買ってきました。
 私達日本人以上に、漆器(japan/Lacquerware)が海外で親しまれていることを知りました。
このブログへは、プラスチックアート以外にも日本的な事柄で検索して下さることも結構あって、毎日多くの海外から訪問がありますので、ご紹介したいと思います。
 「酒は百薬の長」と言いますが、漢方の数種の薬草を組み合わせた屠蘇散(ティーバッグのような)を日本酒に浸けて作ります。
私は、子どもの頃から飲んでいる味醂も合せたものを今でも作ります。
実家を出てからは、中国茶のセットを使っていますが、本当はこんな酒器を使います。

http://www.ashinari.com/en/?action=detail&id=374257
写真素材 足成 より
追記2014年12月31日

 この時期になると検索でこのページを閲覧される方があるので...。私はお酒が弱いのですが、ひな祭りの白酒とお屠蘇は好きなんです。
伝統行事として伝わって欲しいと思っています。
◇お屠蘇◇
1700年前の中国で「三国志」で有名な関羽や張飛の活躍した三国時代に
名医華佗が、一年の災難厄除のために種々の薬草を調合して酒に浸けて飲んだのが始まりと言われています。
邪気を屠り魂を蘇らせることから「屠蘇」と名付けられました。
平安時代に日本に伝わり、嵯峨天皇の四方拝の儀式にも取り入れられ、それに倣って民間に広まりました。
元朝に一家の幸福を寿ぐ縁起行事とされています。
作り方
屠蘇散のパックを大晦日に酒に浸しておきます。(10時間くらいだそうです)
好みや子どものためには味醂で割ります。
飲み方
家族の年少者から順に健康を祈念して飲み、家長が納めます。

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