アメリカ的な考え方に学ぶこと

 先日Facebookの作者を描いた映画「ソーシャルネットワーク」を観てきました。初日にも行きたかったのですが、混んでいるのは苦手ですし、私はレディースデーに見ることに決めているのでちょっと我慢。そしてシネコンに行ってみると、平日ですが結構人がいるので、ケータイで予約しておいてよかったと想いながら、中に入ると、2割くらいの入りでしょうか・・・意外でした。でも、考えてみると、最近こそ若者向けの商業施設が揃ってきましたが、毎月21日には、 四天王寺への参拝者でバスが満員になる場所柄でもあり、そうなのかなと、ちょっと納得して観ました。
 この映画はFacebookが誕生した背景がわかるので、観終わった後も、まだ使い方では解らないところがたくさんあります。
昨日は「Poke(あいさつ)」というのがよく解らず、Friendsの中でも親しい(遣り取りが多い)人に対してPokeをしてみました。そうするとその人達もまだあまり慣れていなくて気付かれないようで、メッセージでPokeをしたことを知らせたり面倒なことに・・・。その甲斐あってしっかりと解ったので、少しは進歩したのですが、いろんなところを試していて、提携する別のサイトでダブってユーザー登録してしまって、危うくソックパペット(別人に成りすました二重登録)をするところで、大慌てしました。でも気付いたパトローラーに理由を話したら、「気にしないで。^^ガンバッテ!」みたいな感じで言葉を返してくれたので助かりました。
日本では、完璧なものを公開しようとしたり、完全に知識を得てから着手するような感覚で、それは生真面目ないい面でもあると思いますが、新しいなにかを試すのを躊躇うことが多いように思います。子どもは、説明書などを読まずに触っている内にPCも使いこなしていたりしますが、アメリカでは大人にも同じように寛大に試行の機会を与えてくれるところ・勇気づけてくれるところが、私のような性格にはフィットします。
 私は、英語記事では、日本文化を知って貰いたいという気持ちから、日本的な順序(苗字>名前)の著者名を使っています。でも、もう一つの気持ちとしては、活動は個人の意志なので、欧米の順序(ファーストネーム>ファミリーネーム)の持つ考え方も好きです。こういうふうなところを観て行くと「顔を出さない」傾向の文化は、私達の中に長年培われてきた「儒教」の名残が強く、私のように揺らいでいる人も多いのではないかと思えます。
 Facebookの信じられないような成功にも、このようなアメリカ的背景があってのことだと、じわじわと感じています。


wikiHow Facebook記事集
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