卵パックで作るカーネーション☆
「卵パックのカーネーション」の作り方をアトリエでもシェアしました。
アトリエにはだいぶ前に登録だけしてあったのですが、なかなか手がつけられずにいました。前にも書いたように、wikiHowで英語の記事を書くのは、私なりの考えや楽しみがあってのことですが、中高年層の間では、まだまだそこに辿りつかない人も多いと、先日の番組のディレクターさんに残念がられたこともあり、きっかけになるレシピを日本語でも並行して書いてみようと思いました。じつは元々日本語でのレシピは子ども用として基礎的なことは随分以前からウェブや科学実験工作の書籍で公開しているのですが、手芸とは違うカテゴリーの中にあるので、なかなか目に留まらなかったのだと思います。
考案のきっかけは、科学工作のアイディアとして、ゴミの分別・リサイクルが本格的に始まる2000年頃に「PETフラワー」として作り始めました。その頃は、プラスチック製の卵パックも、現在のPET(ポリエチレンテレフタレート)だけでなく、PVC(ポリ塩化ビニル)やPS(ポリスチレン)のものも多く見られました。一般の人にはなかなか見分けのつかないプラスチックの種類ですが、花を作る工程の中で、熱を当てることによって物性の違いを体感出来ることから、子ども達に科学的視点への興味関心の発端的な工作として作り始めました。私自身が現在でも珍しいプラスチック包材を見ると、まず識別表示などを見るクセはこの時に身についてしまいました。
その後、小学校に掲示される理科新聞や書籍などを通しても広がり、科学館などで活用されているところもあります。
私の方は、娘が成人して手を離れたので科学教育の活動は離れて、元々手芸をあれこれかじっていたので、作品を大人の女性向けに洗練させて、バイヤーさんを通して百貨店などにも作品を置いて戴くようになりました。ステージ歌手の方が照明に反射する効果を喜んで下さっているというお話も伺います。