わたし的 共通点

 今日は、日本の超LSI技術研究組合の経験をモデルにして米国で1987年に設立されたSEMATECHについて学びました。先日私のTwitterのTL(タイムライン)にも流れていた日本の半導体産業のことについてタイミング良くその解説を聴けたことになりました。
 帰宅して、今日の日課である「薯童謠 ソドンヨ」を観たのですが・・・
とうとうソドンが四番目の王子であることを、太学舎の首長のモンナス博士が王に告げます。天が暗示したのは、当時の科学技術を一部の特権階級のものだけとせず、自分の身を呈して国や身分の分け隔てなく民のためを考える人物としてソドンの他ならないこという確信を持てたからなのでした。
科学技術が、経済社会の中で力を持った者に操作され、政治的な取引にも利用されてきたのは昔も今も変わらないのです。特に今TOYOTAのリコール問題がニュースをにぎわす中でリアルに実感します。
もう一つ、現在に置き換えて思ったことは、ソドンに象徴されたのは渡来人でもあり、めまぐるしく変わる国家間の中で技術を他国に伝えた史実で、時が変われば、半導体のように逆の向きで市場を広げる技術もありますが、歴史という長いスパンで観れば文明の一部にしか過ぎず、相互に影響し合って発展して行くものだということを、ドラマでは伝えたかったのではないかということです。
今日は、製造技術 TechnologyTechnique の 意味と重要性の 再考の機会にもなりました。


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