台風
浸水した水が退いた直後、2001年9月19日の台北市内
写真中央の柱から右が歩道。左側の車道に溢れた家財道具とマンホールが見える。
今日は娘が東京に出掛けたので、台風情報を見てみたら「風速11m」となっていました。ということで台湾の台風の話題です。
2001年に初めて台湾に渡航した時に、帰国の日に遭遇したのが「200121 海燕(HAIYAN)10/15~10/16」という台風でしたが、その少し前に「200116 納莉(NARI)09/13~09/19」という迷走台風で、訪問先の教会も浸水被害に遭っていました。表を見ればわかりますが、2項目に渡って記録されています。中度警報の回数も併せて64回というのも記録的なものです。一昨年高雄の国立科学工芸博物館の特展のために渡航した時は、「200715 柯羅莎(KROSA)10/04~10/07」という「強烈」と分類される台風に遭いました。 今年はまた日本にも被害をもたらした「200908 莫拉克(MORAKOT)08/05~08/10」という高雄県に多くの被害を出した台風の後でした。
そのような台風のメッカ台湾なのですが、予想円というものは2001年の時には天気予報で表示されませんでした。その後に行った時にはもう採用されていたのですが、今日関東に台風が接近したので台湾の気象サイトも見てみたら、台風現況には日本の情報と共に予想円も記載されていました。
今日の東京は11mですが、2007年の柯羅莎台風では、15級~17級という風も吹き荒れ、私のプロモーターの台北の社屋も壁が吹き飛んで大変な事態になっていました。台北からの連絡では「風で地震のようにビルが揺れている」ということでしたが、そのころ私は幸い高雄に居て経験できませんでした。
1級から12級までは字で表すと
軟風→輕風→微風→和風→清風→強風→疾風→大風→烈風→暴風→狂風→颶風
13級から17級は当てる漢字もないんです。
7・8級だと外食にも皆平然として出掛けるようで驚きました。