「吹き矢でどこや?」ホームバージョン 2
これは、カップが割れてしまったKENZOのソーサーですが、的にいいと思いませんか?!これもこの吹き矢だからこそです。
先日のストロー吹き矢ですが・・・意外にも60代の人達に受けました。なぜいいのか、私の目論見が当たったところがあるので分析しておこうと思います。
- お年寄りのレクリェーションで安全に楽しめる。
- 歌うことが健康に良いと言われるのと同じように、フッと腹筋を使って息を吐く呼吸法が健康にも良い。
- 安価で、どこでも簡単に入手できる。
- サックに絵を描いたりサインをしたり、カスタマイズが簡単に楽しく出来る。
このひと手間掛けることが、ゲームをより楽しくさせるようです。
ただ馬を観るのではなく、自分が応援する馬が決まっていると熱中するのと似た心理だと思います。とくに子どもやお年寄りは擬人化の傾向が強いので、矢が自分の分身のように思えるのかもしれません。
それと、競っても判定がはっきりしますから、両面テープのアイディアがとても良かったらしいです。
円形の大きな手鏡に紐を付けておけば恰好の標的です。
60代はお年寄りではありませんよ。
最近、子ども達や高齢者の生涯学習ボランティアを定年退職後のシニアの方がされているお話しをよく伺います。うちにレッスンに来られる方も、そんなところで活用したいと仰っる方が多いのです。
お孫さんの世帯も、親は仕事が忙しく、ちょうどその年代のおじいちゃん・おばあちゃんが子どもの情操教育の一端を担っていらっしゃるのかもしれません。
米国のサイトには記事に対するファンメールが届くシステムになっていますが、「this is just so inventive! Thanks from a crafty granny」
(とても独創的!手芸好きのおばあちゃんからの感謝)というコメントがありました。
米国でも、おばあちゃんが私のクラフトを孫に作って自慢されているのかな・・・と想像して嬉しくなります。
さすが米国はインターネットの発祥国だけあって、YouTubeのインサイト(動画視聴の統計)を見ると年齢層65歳以上のグラフに反響があったことが確認出来て確信を持てるようになりました。
これは2008年8月の作品展の時に作って戴いたカスタマイズプリントのストローのサックです。