Sep 8, 2009

シュロのバッタのルーツは・・・



80歳を超えるお年の中村さんが万博のお土産に中国館で買われたもの。
実物を見せてもらい、写真を戴きました。

 プラネタリウムと立体映像の出張投影でお馴染の工房ヒゲキタさんからこんなメールが届きました。ヒゲキタさんは、私が台湾で吸管工芸を知った後に「棕櫚のバッタ」の作り方で青少年のための科学の祭典に出展されていた方です。エビ以外にシュロバッタをアレンジしたストローバッタを作れるようになったプロセスがなければ、私のストローアートは今のように発展していなかったかもしれません。


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 私もシュロバッタのルーツを調べてみました。
 私が直接知ったのは「手作りおもちゃ大図鑑」(1993)に作り方が 載っていたからです。 その本にはススキでも作られていると書いてあったので、昔から日本で も作られていたのだなと思い、当銀さんにもそのように話したのです が、古い草花あそびの本には載っていないので、もしかすると案外新し く入ってきたものではないかと思うようになりました。
 書籍では「ふだん着の虫草あそび」(1996)「作ろう 草玩具」(2004) プラ梱包バンドを使ったバッタやトンボ、ザリガニなどがのっているのが 「つくってあそぼうよ 10」(1997)です。 「世界の玩具事典」(1989)には東南アジアのおもちゃとして写真 が紹介されています。おもちゃ博物館の収集品です。 あんまり古いものがないのです。
 当銀さんのブログに載っている万博で売っていたというバッタが一番古 いのですが、針金の足やたくさん折り込まれた胴体などが(数年前に友 人にもらった)現在売られているものとほとんど同じです。あまり進化 していないのかも。
 図書館にあった中国の書籍「中国歴史名城叢書」(1989 地理観光 案内?)には中国湖南省長沙の特産品で棕櫚細工の鶴やバッタなどが作 られていることが書いてあります。20世紀になってから作られるよう になり、戦後、うるしなどを塗って保存ができるようになったのでお土 産として発達したらしいことが(中国語はわからないのですが漢字でな んとなく)書いてあるようです。 やはり中国の「中国民間美術全集」(1993)には湖南省長沙の特産 としてすべて葉っぱのバッタや、紙で作られた奉納品のようなバッタ、 飛び立つバッタが載っています。ここの説明によると湖南省長沙はブリ キ玩具の製造で有名な町だったとかでなにか関係があるのかもしれませ ん。 
ヒゲキタ
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 上記の情報を元に検索してみました。

棕櫚榈工艺(棕櫚細工)
中国棕编的起源和发展
(中国の棕櫚細工の起源と発展)
 ※リンクエラーの場合はキーワードにタイトルを入れて画像検索して下さい。
做中国礼品
(中国の贈り物を学ぶ)
金融危机下怎样体现传统手工艺品价值
(世界的経済危機の中にある伝統工芸品の価値)
 http://www.tianqifang.com/html/tianqizixun/chanyebaodao/chanyeguancha/2009/0805/176.html