Jun 30, 2015

It's Not Just "Drinking-straw"
飲用ストローだけではありません

 私は用途を限定されるのは嫌いです。
それは、モノでも人でも同じように感じます。

UCTV(カリフォルニア大学の運営するテレビ)でSTEAMのカンファレンスを観て興味深く視聴しました。

タイトルにあるように未就学児や高校生での実践を紹介しています。


http://www.uctv.tv/shows/STEAM-in-Pre-K-and-High-School-STEAM-Case-Studies-STEAMConnect-Ascend-Conference-2015-29433

It's Not Just "Drinking-straw"... (Replaced from "Play-dough")
プレイド(粘土)をストローに置き換えてみました。

Can you create an animal? 鳥・恐竜・ヘビ・ネズミ...エビや魚
Can you create an insect? バッタ・トンボ・ゴキブリ...サソリは昆虫じゃないですが...
Can you create a Superhero? それは、プラレンジャーでしょう?!(笑)

Science - physical change of state.
 PPの物性を知らなければストロー浮沈子は誕生しなかったと思います。
Engineering - what can you build with it?
 形状を活かしたり、原理や法則に裏付けられたものづくりを体感しました。
Art - color, shape, line and texture
 とにかくカラフル。編むと模様が出来るは傑作だと思います。
Math - measuring
 限られた長さや太さの中でやり繰りして作るから、1cmの切れ端だって大切です。
Sensory - tactile, stimulation
 始めたきっかけストローエビの触覚が海老の殻に似ていたことに嵌ったからです。
Motor - building muscles for writing!
 とくにストロイドは人間の骨格や筋肉を頭の中で描いて作ります。


子ども達に、アートと科学とものづくり(工学)を同時に体感させたいですね!

Jun 27, 2015

Correct knowledge of the volume
廃棄物減容の正しい知識


How to dispose of the egg carton to volume reduction!
 昨夜テレビ番組で、ゴミの減容方法を伝えていたらしいです。
知人が送ってくれた写メには、
「卵パックの材質:ポリ塩化ビニールの耐熱温度が60~70℃のため 熱湯をかけると縮んでしまう」
とテロップに表示されていました。

 私は15年前、資源ごみの分別収集が本格化する時に、
卵パックの素材を楽しく見分ける「PETフラワー」工作を子どもたちのために考案しました。
だから、想い入れがあるとともに、これまで15年間無意識の内にも卵パックを興味深く見続けてきました。

当初は、PSPET素材の卵パックが身近だったので、この2つを見分ける方法を考えました。
そんな時京都の科学イベントでワークショップをするため、
大阪から持参する荷物を少しでも減らそうと、材料の卵パックの調達を主催者にお願いしました。
科学教育関係のイベントで、工作タイトルにPETの文字があることで理解されていると油断していましたが、
当時は、まだPVC(ポリ塩化ビニール)の卵パックを使っている地域もあることをイベント開始後に気付いたのです。
幸いなことに空きパックを寄せ集めたものだったので、素材がPETのものも混じっていたので助かりました。

その後間もなく、今では改善されているダイオキシンのネガティブな問題が世間に浸透して行ったために、
PVC製の卵パックは市場から姿を消していきました。
PSのパックも見かけなくなりました。
ビニール工業の専門家に伺うと、私の認識に相違なく、現在PVCは卵パックには使われていないそうです。
ですから、書かれている内容は誤りで、耐熱温度(ガラス転移点)もPETの物性なので、
2つの誤解が集約されたテロップ―視聴者への文字情報です。

ゴミの減容の方法を知らせるのは良いことなのに、残念なことだと思いました。

Jun 16, 2015

History of Plastic [2]
プラスチックの歴史(2)


 私は、20世紀はプラスチックの世紀と言っても過言ではないと思います。

 1900年代の初めには、火薬のように燃えやすいセルロイドの欠点を改良した酢酸セルロースが開発されました。
飛行機の翼や胴体を堅牢に防水するためや、映画のセーフティーフィルムとしてなど、その後広く使用されました。
無脂肪牛乳(脱脂粉乳:乳脂肪分1.5%未満とは違い、生乳から乳脂肪分を除去し、無脂肪0.5%未満)にしたもの)とレンニンから、硬く成型可能なカゼイン・ホルムアルデヒドもこの時期に開発され、ボタン、バックルおよび編み針などの用途に使われました。


 1907年 世界初の人造(合成)プラスチックであるベークライトが、この年に誕生、特許が取られました。
レオ・べークランドによってフェノールおよびホルムアルデヒドの縮合生成物が発明され、ベークライトと名付けられました。
優れた電気絶縁の特性は自動車と工業製品の絶縁体に使われ、
その後、電話、ラジオ・キャビネット、灰皿、カメラなど様々な商品用途が見いだされ、
木目風に加工されるなどして、自動車のダッシュボードやノブには一般的な素材になって行きました。
プラスチックの父 レオ・べークランド
 べークランド(Bakeland)ベルギー生まれの化学者で、ベークライトで成功をおさめる以前に、写真の印画紙(1889年ヴェロックス)の開発に成功し、その発明を750,000ドルでコダックに譲渡していました。
そして、1911年(明治44年)べークランドの親友であった高峰譲吉博士が品川の工場で試作を始めました。
これが日本のプラスチック工業の第一歩となりますが、当時から日本の工業生産技術は抜き出ていました。

 余談ですが...
アニメ「ONE PIECE」で思い浮かぶ麦わら帽子ですが、岡山県寄島町で、
麦稈真田(ばっかんさなだ:麦わらで真田紐のように編んだもの)の帽子の生産が明治34年(1901年)に始まりました。
同じ頃、まだプラスチックではない麦わらの飲用ストローの生産も始まりました。


 私が子供の頃、祖母の姉がプラスチック製のものを「ベークライト」って、よく言っていました。
もうポリプロピレンのストローも登場し始めた時代でしたが、その年代の人にはプラスチックの代名詞だったのでしょうね。

Jun 14, 2015

History of Plastic [1]
プラスチックの歴史(1)



私たちはプラスチックを現代発明だと思っていますが、
琥珀、べっこう、砥石のような「天然高分子」が昔から利用されていました。
19世紀後半はプラスチックが開発されるための準備期間のようなものだったと思います。

 最初は、1850年代の終わりに英国人アレクサンドル・ペアーズによって
合成素材の硝酸セルロースが生まれました。
そして、1862年に世界初のプラスチックとして展示公開されました。
完全な合成樹脂はこれより約半世紀後に発表され、それが世界初のプラスチックと言われていますが
この硝酸セルロースを最初の合成樹脂(プラスチック)だという観方もあります。
 当初は商業的にも順調ではありませんでしたが、
その後改良され、装飾、ナイフ・ハンドル、箱、手錠、などの生産で、次第に成功を収め始めました。

 硝酸セルロースの商用成功の意外な誘因はビリヤードでした。
アメリカのハイアット兄弟は、象牙のビリヤードボールの代替に使用する研究開発をしていて製造に漕ぎ着けました。
それは1870年に特許が取られたセルロイドです。
セルロイドは入れ歯(義歯)としても重宝されました。

Jun 13, 2015

Dancing straw's Cartesian diver
回転ストロー浮沈子

Jewel spin 

 回転浮沈子には色々なデザインがありますが、私はこの2つが好きです。

 理由は、
世界中どこでも手に入れやすい材料で作っていることと、
シンプルなデザインであるのに、動きが楽しかったり、綺麗だったり、個性があることです。

日本ではよく使われているタレ瓶は海外では殆ど手に入らないようなので、
Spin rocket Cartesian diver (高速W回転浮沈子)は作れないことが多いのが残念です。

UFO

今年は、 7月・8月のワークショップでは浮沈子に人気が集まっています。