和洋折衷 針山


 縮緬(ちりめん)って着物に興味がない人や若い人も知っているのでしょうか?水戸黄門が「越後のちりめん問屋のご隠居」ということでお忍びの旅をするのも聞いたことがあるのでは?一般的な女性の和服の正装では綸子と縮緬のどちらかなのでしょうけど、私は艶のある綸子(サテン)より、糸の撚り方でシボを現した縮緬(クレープ)が好きです。とくに古布(裂)は、縮緬は味があっていいですね。
ピンクッションもリングも西洋の雰囲気ですが、昔の柄を再現した縮緬の端切れで作ってみました。
白より和風感のある赤いお醤油のキャップを使いました。時代劇の掛け襟や帯の黒のイメージで黒のリボンとアジアンノット用の金の紐を帯締めみたいに巻いて、昔、糸きり挟に付いていたような小さな鈴で飾ってみました。クレープのように伸縮性があるので丸みもきれいに出ています。
 「和裁をされている人に教えたら喜ばれると思う」と言われたことや、前にもブログに書いた日本のことに興味をもってくれる女性に下記の動画をTwitterで教えて貰ったからです。

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