釈迦頭

 昨日は台風の話だけで終わってしまいましたが、キッチンアートとしては「食」のことを書こうと思っていたのです。
 台湾は「フルーツ王国」だから、トロピカルフレッシュジュースが色々あって、ストローが欠かせないものとして豊富で、必然的に吸管工芸が生まれたように思います。
近年台湾に行って初めて知った果物に「釈迦頭」というものがあります。写真ではピンクの包装があるマンゴーの右にあるのがそれです。言われてみると御釈迦様の頭のようでしょう?粒ごとに分かれてむしれる様になっていて、クリーミーな味が溶けるような果物です。
この釈迦頭の産地は台東地域ですが、太平洋側にあって台風の被害にも遭いやすい作物です。先日の台風は台南に被害をもたらしましたが、2007年の柯羅莎(KROSA)では台東でも大きな被害がでました。台風が熱風を運んでくる「焚風」という気象で気温38℃以上にもなるという風が作物を枯らしてしまうのです。台北での風の強さとはまた違う文字通り「熱さ」も脅威なのですね。


 台湾に着いた翌日、朝早起きして市場に朝食を食べに出掛けました。
右奥の方が市場で、右には公園があり、いつも見掛ける太極拳(ラジオ体操?)の風景がありました。
ゴキブリ駆除の薬(?)が売っていたので、なぜか写真に撮りました。
 
 朝まだ早すぎて市場も開店準備の店も多く、やっと脇道でお粥屋さんをみつけて入りました。
左の真ん中にあるのが、お粥のおかずとして私が好きな湯葉の煮ものです。残念ながら空芯采がなくエンサイを選びました。(左下)
 

 それにしても、ここでもポリエチレンの台湾的アイディア活用。被せた袋を替えるだけでPSトレ―は再利用されていました。以前もテーブルクロスごとゴミを捨てるアイディアにはびっくりしたものでしたが・・・。


Popular Posts