住吉大社 新反橋のお守り


 夏のお祭り・縁日は、氏神様下八坂神社の太鼓巡行に始まり、天神祭、PLの花火大会、丹後半島に穴文殊・・・と我が家の歴史の中でいろいろ思い出がありますが、最近またストローの筒守でご縁が深くなった住吉大社ももうすぐ夏祭りです。
 住吉大社の反橋は太鼓橋とも呼ばれ、長さ20m、高さ3.6m、幅5.5mで、最大傾斜は48度もあって、川端康成が、小説『反橋』で「上るよりもおりる方がこはいものです」と書いたことでも知られているそうです。また鎌倉時代の記録には「曽利橋」と書かれていたり、慶長年間には淀君が秀頼の成長祈願で橋の架け替えを奉納したということも伝えられていて、現在の石柱はその頃のものだそうです。

前回は昭和30年に渡初式が行われているそうなので、私は橋とはほぼ同い年。架け替えられた新しい反り橋を渡って七五三参りや初詣をしていたのですね。今回架け替えられた新しい橋を切り出したあとの端材がお守りになったと聞いて、娘に頼んでさっそく戴いてきました。本当は旧反橋を壊した廃材のお守りだったらいいなと思ったのですが・・・。神主さんが「結構ボロボロでしたよ」と仰っていました。そうでしょうね、私と同い年ですから。笑 
でも、考えてみれば、お守りは未来のためのものですから。古札焼納式(とんど)も、次の架け替えまで大切にしたいと思います。


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