Jun 12, 2012

高速W回転浮沈子が生まれるまで[3]
Birth story of "Spin rocket Cartesian diver"

 ちょっと寄り道します。
日本の浮沈子は科学サークルの人気アイテムとして、いろんなアイディアが生まれました。子ども達が自分で作れるオモチャとして、こんなにバラエティーに富んだアイディアがある国は日本以外にないと思います。
下記は、老舗のYPCという科学サークルの資料です。私の名前も載せて戴いて光栄です。
http://www.asahi-net.or.jp/~ha4k-myzk/kanri/fuchin.pdf
 こんなふうに、ネットがまだまだ普及していなかった時代は、出典等を記録してプライオリティーを守ろうというマナーがありました。私も、サイト管理者に連絡して引用したり転載させていただいたり手間をかけてITCキッズのサイトを編集していました。
いつの頃からか、そんな悠長なことは出来ないスピードでネットが変化して行くようになりましたが、少なくとも出典を書くマナーは無くなって欲しくなかったと思います。でも残念がら、子どもを教えなければいけないおとなに、それが出来るリテラシーが追いついて行きませんでした。
 今、その時代の子ども達が親の世代になりつつあります。社会では情報の中心にある世代です。なんとか考えないといけませんね・・・。
http://it.wikipedia.org/wiki/File:Cartesian_devil_hg.jpg

 浮沈子は「デカルトの悪魔」「デカルトの潜水夫」「Cartesian diver」などと言われますが、デカルトが考案したものではなさそうです。
http://it.wikipedia.org/wiki/Raffaello_Magiotti


 日本は長い間鎖国をしていましたが、長崎からオランダを通じて西洋の技術・文化が持ち込まれました。当時オランダと言えば海事技術が世界でも先進の国でした。私の想像では浮沈子もその一つとして日本に伝わったのではないかと思います。


[2] < つづく >[4]