GWも子どもの日も終わり・・・



 この鯉をブログに載せそびれていましたので、ふたつの「こいのぼり」の歌と。

1、甍(いらか)の波と 雲の波
  重なる波の 中空を
  橘(たちばな) かおる朝風に
  高く泳ぐや 鯉のぼり

2、開ける廣(ひろ)き 其(そ)の口に
  舟をも呑まん さま見えて
  ゆたかに振るう 尾鰭(おひれ)には
  物に動ぜぬ 姿あり

3、百瀬(ももせ)の瀧(たき)を 登りなば
  忽(たちま)ち龍に なりぬべき
  わが身に似よや 男子(おのこご)と
  空に躍るや 鯉のぼり。  
1913(大正2)年、「尋常小学唱歌 第五学年用」 で発表された文部省唱歌。

  やねより たかい こひのぼり
  おおきい まごいは おとうさん
  ちいさい ひごひは こどもたち
  おもしろさうに およいでる
1931年(昭和6年)12月に刊行された『エホンショウカ ハルノマキ』が初出。

 この鯉は釣り糸も竿も含めてストロー1本から出来ています。釣り糸はライターの火で溶かして伸ばしたと思われた人がありましたが、これは、装飾はしていますが、鋏だけしか使っていません。時々「解いて見せて」という人がいますが、解くとワンピースの繋がったものです。

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