Doggie bag と Straw art-bag

 ドギーバッグというのは、レストランなどで食べ残した時、持ち帰るための袋のことですが、「犬の」という言い方をしていますが、最近食物資源を大切にしようと、殆どは自分のために堂々と持って帰るための言い方なんですね。
ところがこのドギーバッグ(残菜入れ)、茶道では懐石料理を戴く時など携帯するのが常識です。懐紙というのは、お茶菓子のお皿にも包んで持ち帰るためにも使われます。昔は、茶道だけでなく普段でも、お料理を作った人に対しても、残しては悪いと「包んで下さい」と、持ち帰ったものでした。「作法というのは相手を想う気持ちを形にしたもの」と教わったのに、いつのまにか使い捨て文化の時代が来て、そんなことを言う方が恥ずかしいような風潮になっていました。それが、使い捨て文化を作ったアメリカから教えられるなんて・・・(苦笑)


 ところで、自分で飲んだストローを持ち帰ってストローアートの素材にすることは全然恥ずかしいことではありません。素敵な色や模様のストローだったら、最後にお水を吸ってからオシボリにトントンと水滴を落として、堂々とバッグに入れて持ち帰りましょう。"ストローアートバッグ"としていつもポリ袋をバッグに入れておくのもいいかもしれませんね。

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